制作後記(2010/2/19)※毎週金曜日更新

佐山典正
 久しぶりに字幕(テロップ)てんこ盛り映像を短期間で編集。22分作品で、ほぼ全編字幕入り。テロップ作成は、時間とのタタカいで、昔のAD時代の記憶が...。
 完パケが1インチテープの時代、映像編集といえば大掛かりな機材が組まれた外部の「編集スタジオ」へ行き、テロップ業者が作成した紙焼きの『テロップ』を持ち込む。当時、『テロップ』周りは、ADの重要な仕事の一つだった時代です。誤植もよくあり、手直しは1文字ずつ切り貼って直す...ADの職人芸と揶揄された頃。
 今回の作品で作成した字幕、紙焼きの『テロップ』に換算すると540枚超。昔、同様の枚数を発注したときは、テロップ制作費だけで30万円位だったっけ..。その頃、編集の合間に食べた弁当の定番といえば、焼肉で有名な『叙○苑』。毎回3万円前後の領収書をもらうような、バブリーな時代だったなぁ。