制作後記(2009/11/6)※毎週金曜日更新 |
佐山典正 |
自宅の押し入れを掃除していたら、収録済みのHi8テープを発見。さらにDigital8で収録したものらしきテープも。再生デッキ(カメラ)も家のどこかにあったハズ。何が映っているやら...。 |
杉山 聡 | ||
佐藤謙吾氏の写真展「サイレント・フィクション」。 透き通った青空、見慣れた看板、ここまではいつも見ている東京だ。 しかし人の気配が感じられない街、水面に浮かぶ建物などを見ていると、ここはすでに、よく知っているトウキョウではない。そう感じた時、漠然とした不安に襲われる。 かつて森山大道氏らを中心に、「我々は見ているようで実は何も見ていないのでは?」「写真は事実を写せないのでは?」という、「真実を写すのが写真」と思われていたメインストリームへの問題提起がなされた。 誤解を恐れずに言ってしまえば、作者は、彼らのメッセージを引き継ぎ、21世紀風にアレンジして伝えようとしているのだと感じた。 佐藤謙吾写真展「サイレント・フィクション」 (全43作 iPhoneアプリ無料配信中)
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