制作後記(2009/3/19)※毎週金曜日更新

佐山典正
 級友の誘いを受け、東京・亀戸駅近くにあるホルモン焼きのお店「亀戸ホルモン」に行ってきました。いや~、「マルチョウ」旨かったですね。ホルモンやレバーなど定番ももちろんGood! 炭火で焼くから旨さ倍増! 久しぶりに胃袋を超えてまで食べてしまったお店でした!

杉山 聡
 フェデリコ・ガルシア・ロルカの戯曲「血の婚礼」は、1人の美女を巡って、2人の男が決闘した史実に基づくスペインを代表する悲劇だ。アントニオ・ガデス舞踊団によるステージ「血の婚礼」では、アンダルシアの強烈な光と影を彷彿させるコントラストの強いライティングと、スローモーションで演ぜられたナイフの決闘シーンによって、悲劇の結末がドラマチックに演出されていた。不世出の舞踊家、アントニオ・ガデスは、2004年に亡くなった。ガデス亡きあとの舞踊団による公演に、一抹の不安があったことも事実だ。しかし、後輩たちによって、ガデスの魂はステージで見事に再現されていた。あたかも「どこの国よりスペインで、死人は生きている」という、原作者であるロルカの詩を体現しているかのように。